当店では子供服や絵本のおふる・使っていない日用品を提供する支援サイトの運営・管理をしています。
被災地外では支援の熱が少し冷めてきているのか提供の件数が減ってきています。
子育て世代でなくても参加可能です。
是非一度サイトにいらしてください。
でも電気つかうんでしょう?
確かに電気を使った緑のカーテンですが、電気は1台6W。
我が家では実験をしているので十数台使用していますが、通常は1,2台で十分です。
しかも使用しているのはクーラーのように暑いピーク時だけに集中して使うのではなく、少なくずっと利用しています。
これでクーラーの使用を減らせるなら十分ピーク時の節電には役立つと思います。
またこちらで我が家の電気代を公開しています。
これが安いのか高いのか?
参考にしてもらえればと思います
。
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土で栽培しているトマトは、肥料をあげすぎると茎が太くなって実があまりつかない・・・とおじいちゃんが言っていました。水耕栽培では、ずっと肥料が溶けているような液に浸かっていても、肥料をあげすぎのような状態にならないのはどうしてですか?
トマトは肥料が多いと
「生長過多(せいちょうかた)」
「樹が暴れる」
「樹勢が強すぎる」
「樹ボケ(きぼけ)」
という症状になり実がつかなくなると言われています。
これっていけないことなのでしょうか?
ハイポニカでは植物の立場になって考えてみました。
まずは土と水耕栽培はどう違うのか?
土のトマト君は水や肥料をもらえたり、欠乏したり、またもらえたりの状態を繰り返しています。
土の根の表面で何が起こっているか?
?根の表面に密着している水、栄養分は根から吸収することができます。
?しかし、根から数ミリでも離れたところにある水や栄養分はたとえ土の中にあったとしても根から吸収することができません。
?そこで上から水を与えます。そうすると土の中にある水や栄養分が根の表面に移動し、
?吸収することができる状態になるのです。
根の表面ではこの様な欠乏状態と供給状態を繰り返しています。
土の栽培でこまめな散水が良いとされているのはこれが理由なのです。
これは、土栽培に限らず養液土耕、固形培地栽培、非流動型の水耕栽培においても同じ現象が起こっています。
水耕栽培、特にハイポニカのような循環型の水耕栽培は常に水と肥料が根の表面を循環していて、
植物が水や肥料を吸っても吸っても次々水や肥料がもらえる仕組みになっています。
このようの環境の違いでトマト君はどう思ってるでしょう?
土のトマト君
「次にいつ水がもらえるんだろう?」
「肥料も次はいつもらえるんだろう?」
「次にいつもらえるのか確証がないから、
あまり体を大きくし過ぎると水や肥料がもらえなかった時に困るから、
ほどほどの生長にしておこう。」
「それと僕がいつ枯れてもトマトがなくならないように、
種を作って次の世代に託す準備をしておこう!」
だから花を咲かせ、実を付けようとします。
では水や肥料がたっぷりもらえる水耕栽培のトマト君はどう思ってるでしょうか?
「水も肥料もいくら吸っても次々もらえるよ!」
「これなら安心して大きくなっても大丈夫だな。」
「どんどん枝葉を伸ばして大きくなろう!」
では大きくなろうと決めた水耕栽培のトマト君は実を付けないでしょうか?
いいえ、枝葉を大きくしながら実もつけます。
ただ次の世代を残すことに切羽詰った土栽培のトマト君に比べると
実をつけることには必死ではありません。
だから花が咲いても実がつきにくかったりします。
※同じ苗を土に植えたのと、水耕栽培に植えたのでは土の方が実の付きがよかったという事例はあります。その場合ホルモン剤(トマトトーン)を利用して着果させましょう。
ここで注意してほしいことがあります。
水耕栽培のトマト君は元気モリモリ!
いっぱい枝葉を伸ばそうとしています。
なのに通常の栽培方法同様脇芽を取ってしまうとその元気のやり場がなくバランスを崩してしまいます。
そういった状態の時に異常主茎(いじょうしゅけい)とか鬼花(おにばな)といった状態になります。
異常主茎は茎が下の画像のように茎の間に穴が空いたような状態になったり、
生長点が花芽になってしまったり、症状はいろいろあります。
茎の真ん中が少し空いているでしょう?分かるかな?
こうなった場合は生長の勢いが強い状態なので、脇芽をかくのをやめて、
トマトが伸びたいように多くの芽を伸ばしてやると樹の生長の勢いが分散されて大人しくなってきます。
そして鬼花はこれ。
ひまわりみたいに花弁が多い花でしょう?
下記が普通のトマトの花。違い分かるかな?
鬼花も生長の勢いが強い時に花が乱れる状態で、この花で実ったトマトは丸いトマトではなく、大きくて楕円形でごつごつした実になります。
こんな実。
この花や実も脇芽を伸ばしてそこに咲く花の実を結実させていけば生長の勢いが次第に落ち着き、普通の花や実の形になっていきます。
ですが出荷する農家さんにとってはこのような実は大きすぎるし形が悪いため売り物になりません。
だから最初に着く実から鬼花が咲いたりしてほしくないんです。
農家さんにとっては収入に影響することです。
トマト君にはスッと大人しくスリムに育ってもらえた方が手入れがしやすいんです。
とても大切なことです。
だから農家さんは1本の樹に栄養を与えすぎるのではなく、ほどほどのバランスを保って、
トマトの生長を上手に管理して同じような大きさで形のいいトマトを収穫する方法をとっています。
水耕栽培ハイポニカで育てたトマト君はどうか?
最初は勢いが強すぎます。鬼花も実をつけますが、枝葉をどんどん伸びたいように伸ばして、その勢いを沢山実にします。
最終的には1本のトマトからたくさんの実を収穫するようになります。
家庭でトマト栽培を楽しむのであれば、このトマト君の生長の勢いをそのままに楽しんでもらいたいです。
無理に人間が制御する必要はないと思うのです。
また、この鬼花でできた乱形果のトマト、家庭でトマト栽培を楽しむにあたっては何が悪いんでしょう?
じつはこの鬼花からできた大きくて楕円形でごつごつのトマト、とってもおいしいんです。
甘いとかそいう基準ではなく、何て言ったらいいでしょうね、元気いっぱいなおいしさ。
私はこの鬼花のトマトが大好きです。
水耕栽培であれば是非トマト君の生長の勢いとその元気なトマトの味を楽しんでいただきたいと思います。
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