単為結果について 受粉しなくても実がなる

 単為結果ってご存知ですか?
通常果実はめしべに花粉が受粉して実をつけます。
ところが受粉しなくても果実が太ることがあるんです。
それを単為結果といいます。

たとえばきゅうりが分かりやすい例で、
キュウリは受粉をしなくても勝手に実を太らせる単為結果の性質を持っています。
キュウリを食べた時に中に種ってないですよね?
バナナやイチジクも単為結果の性質を持つ植物の例です。

またトマトやミニトマトにも単為結果の性質も持った品種があります。
代表的な品種はトマトではサカタのたねさんの「ルネッサンス」
ミニトマトではホームハイポニカ601,303におまけでついてる「ネネ」です。

左は単為結果のルネッサンスの果実。
種がないためゼリー部が少なく、果肉部が厚くなります。
一方右のトマトは受粉によって種のできた桃太郎系のトマトの実です。
単為結果のトマト

このようにその植物や品種の性質上、単為結果であることもあれば、
通常受粉で実を太らせる植物や品種も人工的な処理で
受粉しなくても実を太らせることができます。

例えばホルモン処理。
本来花粉がめしべに受粉した時に発生する植物ホルモンを
人工的に花に噴霧することで花粉で花に受粉したと勘違いさせて
実を太らせる方法です。
想像妊娠みたいなもんでしょうかね?
この場合も種はできないんですよ。

トマトトーンやトマトランと言われるホルモン剤が良く知られていますよね。
夏場、暑さで花粉の状態がよくないときにトマトやミニトマトの着果や、
温室栽培で虫がいない環境下で実をつける時に利用される方法です。

このような人工的に受粉の刺激を与えて受粉せずに実をつけることを他動的単為結果、
植物や品種の性質上、受粉しなくても結果するのを自動的単為結果と言います。

「自動的単為結果だと種ができないの?」
「いや私はキュウリの種を見たことがある!」って方もいらっしゃるでしょう。
そう、自動的単為結果であっても受粉すれば種はできるんですよ。
単為結果の植物や品種で種が欲しい場合は雌花に花粉をつけるか、
雌雄同花のトマトやミニトマトなら咲いた花を指で弾いたり、
指でつまんだりして受粉させてあげてください。

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